円安は続くのか(その2)?
昨日は日本の借金や財政破綻に関して
説明しました。
海外輸出で大きな影響を受けるのは為替です。
べつに経済の勉強をしたいわけではなく
本質を理解して輸出に取り組むべきだと
考えているので本日も昨日の続きを
話していこうと思います。
もし、昨日の記事はこちら
https://09-25.com/mel/public/l.php?0001&0&71m1
少し難しいかもしれないですが
これを理解すると輸出をやる意味が
分かると思います。
■インフレになると借金が減る
インフレとはインフーレーションの略で
物価が上がることを意味します。
インフレになるとどうなるのかというと
企業の売上があがり給料も上がります。
すると税金をたくさん取る事ができるので
税収もあがります。
例えば、A君には100万円の借金があります。
給料は25万円なので給料の4ヶ月分の借金が
あることになります。
仮にインフレで給料が倍の50万円になるとします。
すると100万円の借金は給料の2か月分になります。
さらにインフレが進み給料が4倍の100万円になるとします。
そうなると100万円の借金はほぼ無いに等しくなります。
・100万円の借金 給料は25万円 給料の4ヶ月分の借金
↓ ↓ ↓
インフレで給料が倍になると
・100万円の借金 給料は50万円 給料の2ヶ月分の借金
↓ ↓ ↓
インフレで給料が4倍になると
・100万円の借金 給料は100万円 給料の1ヶ月分の借金
このとき、借金は無いに等しくなります。
要するに多額の借金を抱えた人はインフレが
望ましいということになります。
■インフレになると資産も減る
繰り返しになりますが、インフレは物価が上がることです。
例えば、B君が1万円持ってる場合、
1本100円の大根なら100個買えます。
もし、インフレで大根の価格が2倍になると
大根1本200円となり1万円では50個買えます。
このとき、1万円の価値が半分になりました。
要するにお金を持っている人は資産が
目減することになります。
こう考えるとインフレは資産を持っている
人には望ましくないといえます。
これとは反対に物価が下がることをデフレといいます。
デフレはインフレの対極にあるのでまとめると
次のようになります。
【まとめ】
インフレになると借金が減る
インフレになると資産も減る
デフレになると借金が増える
デフレになると資産も増える
これを十分理解してください。
■インフレ、デフレは誰が決めているのか?
その要素はいろいろありますが、輸入大国の日本では
為替が大きいと言われています。
円高になると国外から買う材料費などが安く
買えるので、国内の物価が安くなります。
アベノミクス以前の円高のときは、
牛丼が270円とかで食べる事ができました。
しかし今は円安に転じているため値上がり
しました。
同じ1ドルの材料でも1ドル100円の時に買うのと
1ドル120円の時に買うのではその差20円もの材料費が
違ってくるからです。
このように円安か円高かによって
物価は大きく変わります。
■円高と円安はどちらが良いか?
為替レートは1ドル120円というように海外通貨
との価値を換算するレートのことです。
日本の円は変動性を採用していて国のリスク(政治)や
経済状況によって変動します。
仮に1ドル100円の場合、
1ドルを買うのに100円かかります。
1ドル105円になったら、5円余計に払わないと
ドルが買えません。
このように、円の価値が下がることを円安ドル高
といいます。
円の価値が下がるということは、海外から
材料を買うのに多くのお金が必要となり、
その分国内での物価が上がります。
このとき国内ではインフレになります。
これとは逆に、1ドルが90円になると、
1ドルが90円で買えることになります。
円の価値が上がるということは、海外から
買う材料費は今までよりも少なくてすみます。
すると、国内の物価は安くなります。
【まとめ】
・円安になると物価高、つまりインフレになる。
・円高になると物価安、つまりデフレになる。
■今後、円高になるのか円安になるのか?
それは誰もわかりません。
でも、以下のことを考えると少し見えてきます。
今まで説明したことが理解できたあなたなら
わかると思いますが、
日本は円高により輸入品を安く買うことが
できたので経済成長ができました。
高度経済成長は円高の恩恵といえます。
円高では輸入品を安く買うことができるので
物価を下げるデフレを引き起こすことは
理解できたと思います。
要するに円高は資産を持っている
国民には望ましいことになります。
その反対に借金を持っている国家にとっては
円高は最悪ということが分かります。
そういう背景からアベノミクスで
近年経験したように国家は国の借金を
減らすために円安にせざる終えない
ことになります。
国は借金を減らすために円安にしつつ
消費税を引き上げなければならないのです。
このように考えると当然輸出は追い風になります。
1ドル100円で売っていた商品が1ドル120円になると
単純に20円の利益が加算される事になります。
さらに追い風となるのが消費税の還付です。
消費税は日本国内での消費にかかる税金です。
外国人が免税店などで消費税を払わずに日本の商品を
買えるのと同じように海外販売は免税になります。
ただし、国内で仕入れた時に支払った消費税は
一旦あなたが立て替えて後で還付金として戻ってきます。
この先消費税が10%、20%になっても還付金で後から
取り戻す事ができるのです。
【全体のまとめ】
———————————————–
円安(牛丼1杯300円を越えた今)
↓
輸入材料が高くなる
↓
インフレ
↓
国民の資産が減って、国の借金も減る
———————————————–
円高(牛丼1杯200円台だった過去)
↓
輸入材料が安くなる
↓
デフレ
↓
国民の資産が増えて、国の借金も増える
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